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カテゴリー:白川学館アーカイブス
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『大きな物語を紡ぐ』
代表理事 七沢賢治 『物語とは、いのちのかたち』と私は考えております。 宇宙創成の物語が無いということは、人類にとって存在が無い、絶望以外の何ものでもありません。なぜなら、創造の契機や法則が無く、ただものが出来、物質… -
「遺伝的乗っ取り」論、その②
「利己的遺伝子」を著したリチャード・ドーキンスは、この地球上で何10億年と覇者として君臨してきた<DNA遺伝子>の専制的支配システムが、ミトコンドリア・イブと呼ばれるホモ・サピエンス、つまり我々人間種によって打破されたと… -
「遺伝的乗っ取り」論、その③
杉山 彰 コンピュータの中には未来は存在しない。<今>が来たら、その<今>に対処して次の<今>を待つ。そして次の<今>が来たら、その<今>に対処して次の<今>を待つ・・・。コンピュータには<今>の連続しかない。 私たち… -
『神代・審神者の目指すもの』
白川学館で祝殿を使う主な目的は、月次祭をはじめとする祭祀、そして祝殿講習でのご修行です。さらに最近では、コンサートや各種イベントなども行われております。祝殿を想い浮かべて頂ければ、すぐにわかると思いますが、祝殿には窓があ… -
「脳は自分のもののようで、自分のものではない」
杉山 彰 脳と上手く折り合いをつけて、脳と刺激的な関係を築きあげることができると、脳は、ご褒美をくれるという。そのご褒美の、最もうれしいカタチが、未来を知覚して、未来から情報を借りてきて、私たちの<願望>実現のお膳立てを… -
私たちの脳は、常に未来を知覚している。ほんまかいな。
杉山 彰 <脳>は、<身体>の今の状態を認識するための根拠を、過去の「記憶」に求めるのです。以前はこうだったから、今回もこうにちがいない。今、<身体>がドキドキしているのは、きっとこういうことに違いない。こうすれば説明が… -
私の脳が、ゆらいだら、こんな散文詩が表出してきました。
杉山 彰 さて、今月号の言霊量子論は、ほんとうは“脳のゆらぎ”についてお話ししようと思っていたのですが、白川通信の読者の皆様から、“言霊量子論で、話していることは難しくて、頭が痛くなる。前提知識なしでも読めて、なるほど!… -
『創生のエニグマタの意味』
先週、白川文庫にて白川に関する資料を整理していたところ、はじめてお目にかかる資料を発見。A4用紙4枚分のコピー版が無造作に・・・。用紙を手に取り、タイトルに目をやると、『創生のエニグマタの意味』と書かれていました。エニグ… -
『創生のエニグマタの意味(2)』
七沢 賢治 ヘレナ・ペトロヴナ・ブラヴァツキー(1831-91)はロシア人で、1875年に神智学協会を創立、19世紀後半から20世紀にかけての世界精神史に大きな影響を与えた人物である。ドイツ神秘哲学のルドルフ・シュタイナ… -
『創生のエニグマタの意味(3)』
七沢 賢治 神話や神秘家の「宇宙創生論」は、人間の精神的所産である時間や空間という概念を捨象したところで成立しているものであるが、宇宙創生の様を「永遠の今」という中に捕捉し、それを語っていくところに特徴がある。キリスト教…