斉藤祝殿宮司の〈はふりめく〉朗読
令和7年2月号
- 2025/1/31
- はふりきく
◆令和7年1月号
2025年、2月のはふりきく。第44話「白川のご修行は、後ろからお祓いをかける」
白川のご修行というのは後ろからお祓いをかけてもらうということですね。白川では審神者が、ご修行を受ける人の後ろからお祓いをかけます。ということは、後ろに滞りがあるということですね。単なる気だけではなくて、体の、要するに整体的なものの滞りですね。ですから、血液に動物脂が多いと問題が起こります。動物は人間より体温が高いですからね。動物の体温は42度ぐらいが普通です。動物は体温が高いから脂肪はなかなか固まらないけれども、人間は体温が37度前後でありますから、要するに、動物脂が入って巡ると固まって滞るわけですね。それで血流がゆっくりになってしまうのですね。