斉藤祝殿宮司の〈はふりめく〉朗読
令和6年12月号
- 2024/12/6
- はふりきく
◆令和6年12月号
12月のはふりきく。第39話は、「掴み取るべきものは言葉になる前にある」
お祓いをあげるということが、お祓いをあげる前の布斗麻邇というか、意志ですね。お祓いの音が出てくる、脳から声帯、そして口へと出てくる。そしてそれが確認されるというか、その瞬間に、何か哲学というか、技術というか、そういうものが含まれていて、それを我々が日本語として掴み取るということが可能であり、それが言霊であり、神を掴むことにつながり、宇宙の始まりを観測するという鎮魂なのです。