斉藤祝殿宮司の〈はふりめく〉朗読
令和6年11月号
- 2024/11/1
- はふりきく
◆令和6年11月号
11月のはふりきく。第35話は、「ご修行やお祓いで脳を活性化する」
普通、広葉樹は秋に葉を落として、冬は水を上げないのです。冬の間は休んでいるのです。人間も木や熊のように冬眠して休んでいられればいいのですが、冬眠の代わりに、秋からはゆっくりして、読書とか休養とエネルギーチャージをするのがよいのではないかと思うのです。
学ぶということは、活動の前に、脳が一生懸命に知識を溜め込むというか、そんなことも脳の栄養と共に必要ではないのかなということを感じます。最近、とくにつくづく感じるのは、ご修行は、脳の筋肉を鍛えるということではないか、ということです。